標高300mでこの迫力!?な地元の方に愛される大小山/栃木県(20年12月)

登山レポート
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山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて

去年登山イベントをした際に参加者の方に教えて頂いた「大小山(だいしょうやま)」。標高300m台をなめてはいけない・・・と心に刻まれたハイキング山登りだったので、こちらに記録を残します。

ふじはらレート
好き度      ★★★☆☆・・・手軽なのに景色バツグン
案内板の有無   ★★★★☆・・・道は明瞭
静かさ      ★★★☆☆・・・地元の方に愛されています
眺望       ★★★★☆・・・ポイントごとの眺望が抜群
駐車場      ★★★★☆・・・公営駐車場、トイレあり
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今回歩いたルートはこちら

(右下の「山行記録のページへ」のリンクをクリックするとヤマレコへ移動します)

登り始めの標高 68m / 最高地点の標高 285m
訪れた時期 2020年12月下旬
当日のコースタイム(寄り道したりすることもあるので参考程度に。)
阿夫利神社出発08:37 – 09:19大小山(妙義山)11:03 – 越床峠 – 11:43足利鉱山 – 12:06つつじ山12:08 – 12:24大坊山12:32 – 13:01大山衹神社13:10 – 14:53阿夫利神社14:55 – 14:59駐車場着
歩行時間 約 6時間
歩行距離 約 8.8km

山のアクセス

JR両毛線の「富田駅」から歩いて30分(2.4km)です。

東部足利駅からであれば、路線バスを利用して34分「冨田郵便局前」で下車後、さらに徒歩約35分で今回の出発点の「阿夫利神社(あふりじんじゃ)」に到着します。地方なのでバスの本数は少ないです。

マイカーの場合は無料の大型の駐車場があります。→駐車場の場所はこちら


路線バスを利用してのアクセスについては足利市HPをご確認くださいね!

山のレポート

里山は特徴があまりなく、初見で遠くから特定するのはなかなか難しいことが多いですが、大小山はしっかり自分の名前を掲げているので、とてもわかりやすいです。笑

駐車場は「鳳仙寺(ほうせんじ)」の手前と奥に2か所ありますが、手前の方が広くてわたしは好きです。
トイレは奥の駐車場にあります。↑は手前の広い駐車場。(朝はガラーンですが、晴れた週末はそれなりにいっぱいになります。)

↑はお寺の奥の駐車場です。
トイレは汲み取り式だったかな・・?でもとてもきれいに掃除されていました。

獣除けと思われるゲートを超えて、山道に入ります。

これから通る道は「大岩」を経由する、眺望が良くてちょっと急登な道です。
以前来た際に「女坂→見晴台→大小山」の道も通りましたが、こちらは森の中を階段を上っていくコースで、こちらもなかなかよかったです。

参考・引用:足利市ハイキングマップ

若干裸地化(らちか)したような急登を登っていきます。

「阿夫利神社」から20分ほど登ると眺望がよくなってきます。筑波山など茨城方面が見えるようです。

ここからちょっとした岩場が出てきます。
小学生くらいの子も登っていましたが、落ちたら痛いと思うので、気を付けて登ります。雨だとちょっと危ないかも。

妙義山山頂(大小山)に到着!

こちらが板状節理上にある標高313mの「足利妙義山」山頂です。
ちなみに今回は大小山のピークを通りませんが、大小山よりこちらの妙義山の方が標高が高く、眺望も良いです。(ただ、国土地理院の地図ではこの妙義山=大小山になっております。まぎらわしい、、、)

妙義山はその名の通り、群馬の有名な岩稜・妙義山(みょうぎさん)から来ているようです。

この日はかなり空気が澄んでいたようで、富士山と浅間山(群馬)が両方見えました。
さて、どっちがどっちかみなさんわかりますか・・・?ふふふ
浅間山は北関東の山に登るとよく見えるのですが、雪をかぶった姿は富士山にわりと似ていて、「富士山が見える!」と言っている人をたまに見かけます。

妙義山から先はちょっと細い尾根伝いに起床峠(こしどことうげ)を目指します。
上の写真はがま岩。めちゃくちゃカエルです。

この日はとても風が強く耳が冷たかったのですが、眺望はバツグンで、気持ちよく歩けます。
里山はやっぱり冬が最高ですね~~

関東平野が見えます。左側のピークはこれから行く「大坊山(だいぼうさん)」です。

妙義山から1時間半ほどで「越床峠」に到着。
名前の通り、峠道があります。峠道を好んでハイキングする方も多いようですが、けっこうニッチというか、渋いですよね。

越床峠を越えるとすぐに、カエル神社なるものから誘いの看板(?)があります。

かえる神社に到着!

↑あちらのちょっと高いところにあるのが「かえる神社」です。ここまでは妙義山から2時間ほど。

かえる神社のある場所は、名前のないものの、ピークになっており、かなり眺望がよく気持ちのいい場所です。

手作り感のある展望場所で、休憩にはピッタリでした。

かえる神社を過ぎ、大坊山を目指します。

街のうしろにデーンと構えているのは那須連峰かなあ。日光連山かなあ。山座同定できずすみません。とにかくキレイです。

コース上にはたまにベンチがあったりして、ハイカーに優しいです。

このコースの最大の魅力と言っても過言ではない岩稜(岩の尾根)を登ると・・

大坊山(だいぼうさん)に到着!

かえる神社から1時間ほどで「大坊山」に到着。


のちに看板が出てきますが、大坊山山頂には平安時代から大山祗神社(おおやまづみ)の社殿があって、昭和40年に雷で焼失したそうです。

山頂看板の後ろには大きな土台の上にチョコンと小さいお社が今もあります。
ここはとても広く、景色が良く、この日は北風が強かったものの、ここは風が弱く暖かかったです。

こちらは少し歩き出してから立っていた案内板です。
火事は平成13年にも起きたそう。
2021年にはこのすぐ近くの両崖山(りょうがいさん)で大規模な山火事があり、その際にも木造の神社など焼失したようです。
タバコの不始末が原因だったとのことで、すごく罪深いなあと思いました。

大坊山の山頂からは、参道ということもあってか、しっかり歩きやすく整備がされています。

大坊山から20分ほどで「大山祗神社」に到着。
この日は実は大晦日だったので、地域の方が新年の準備をされていました。

この神社は平安時代に大坊山山頂に建立され、昭和40年に雷で焼失後、現在の山腹に移転したそうです。

神社の脇には、今日のコースをほぼほぼ網羅しているかわいいマップがポストに入って置いてありました。

神社からはいったん車道に出て、集落の中を進んでいきます。迷わないようにネ!

グループホーム・やまゆり学園さんの脇からまた山道に入ります。

山道に入り少し急登もありますが、登っていくと眺望が開けてきます。良い景色!眺望のいい場所にはベンチもあったり。

左側奥の尖った山は茨城にある百名山・つくば山です。

再び山道に入ってから1時間ほどで樹林帯に入りました。ちなみにこの時14時30分。
冬なので、日が傾いてきました。

再び山道に入ってから、1時間20分ほどで阿夫利神社(登山口の脇)まで戻ってきました。

6時間ほどの山行でした。お疲れ様でした!

おすすめ立ち寄りスポット

佐野やすらぎの湯

入浴料 大人:平日/500円、土日/600円(2021年6月時点)

足利市は温泉が多く、迷いましたがこちらへ行ってみました。
大型の駐車場があり、お風呂も快適でした。
食堂はメニューが多く、値段は失念してしまいましたが、どれもお手頃で美味しかったです。おすすめ。

HOTEL R9 The Yard

立寄りスポットではありませんが、栃木で一人で山ツアーをするときに時々お世話になる宿。(いろんな所にあります)
おすすめポイントは以下です。
●平面駐車場完備で登山道具などの大きな荷物が部屋に運びやすい
●乾燥機付きのコインランドリーなのでウェアのお洗濯が楽
●他の宿泊客と顔御合わせる機会が少ないので気が楽

1人だと若干割高ですが、機会があればぜひどうぞ。

文中に登場したウェブサイトなど。

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ふじはらレートについて
このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。
あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。

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