山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて
今回、金曜日に休暇を取って、2泊3日(前日は道の駅車中泊)で山の縦走をしてきました。
母親のリクエストで長野県は北アルプスの「燕岳(ツバクロダケ)」〜「常念岳(ジョウネンダケ)」をテントを背負って。
テント泊はわたしは頻度が低いので、かかった費用など備忘録としてメモしておこうと思います。
写真ーどんな雰囲気の中歩いたか?
今回歩いたルートはこちら
(右下の「山行記録のページへ」のリンクをクリックするとヤマレコへ移動します)
登り始めの標高 1462m(中房温泉登山口) / 最高地点の標高 2922m(大天井岳山頂) |
訪れた時期 2021年8月下旬 |
当日のコースタイム&歩行時間&歩行距離(寄り道したりすることもあるので参考程度に。) 3日間と長いので、ヤマレコをご覧ください。 |
山行の概要
ざっくりまとめるとこんな感じです
<1日目>中房温泉登山口ー燕岳(ツバクロダケ)ー燕山荘(エンザンソウ)でテント泊
<2日目>燕山荘ー大天井岳(オテンショウダケ)ー常念小屋でテント泊
<3日目>常念岳(ジョウネンダケ)登山ののち、一の沢登山口へ下山
どれくらい所要時間がかかったか?
今回、メンバーが母親だったことと、荷物が重いことから、「山と高原地図」(ヤマプラを利用)のコースタイム×1.3倍で計算して目安にしていました。が、結局1日目はさらに時間がかかってしまいました。しかし元からかなり余裕を持っていたので、早めに目的地に到着できました。
費用ーいくらかかったか
※こちらは2021年8月時点の情報です。※
場所 | 利用目的 | 金額 | 備考 |
道の駅アルプス安曇野ほりがねの里 | 車中泊 | 無料 | 予約不要 |
穂高駅前登山者用駐車場 | 駐車 | 無料 | 予約不要 |
穂高駅ー中房温泉登山口 乗合バス | バス/1人 | 1800円 | 予約不要(南安タクシーor安曇観光タクシー) |
燕山荘(エンザンソウ) | テント場/1人 | 2000円 | 予約必要 |
常念小屋(ジョウネンゴヤ) | テント場/1人 | 2000円 | 予約不要 |
一の沢登山口→穂高駅 タクシー | 5600円 | 予約必要(南安タクシー) |
※テント場は感染症対策等で平時より高いみたいです。
※このほか、食事代、水代、ガソリン代、高速代などかかります。
バス混雑状況
穂高駅ー中房温泉登山口間のバスは、金曜日の利用でしたが、2台のマイクロバスが9割ほどの埋まり具合でした。(かろうじて補助席がいくつか空いていました。)
テント場混雑状況
・燕山荘→予約制。8−9割の埋まり具合でした。
・常念小屋→予約不要のため、枠内は埋まりきり、15時以降くらいに到着の方は枠外(ガレ石の上)に張るように指示されていました。
「予約不要って、埋まりきったらどうなるんだ!?」と思いましたが、枠内が埋まりきったら枠外に案内され、断られたりはないんだな・・・とちょっと安心。(土曜日だし、張れなかったらどうしよう・・・と急いで張ったので笑)
テント場の夜の寒さ
1泊目の燕山荘の標高は約2700m。やはりそれなりに寒かったです。ダウンのシュラフ(たぶん0度くらいまではOKのもの)でしたが、それだけでは寒く、結局、エマージェンシーシートを利用しないと寝られませんでした。ダウンパンツを持って行けばよかった。(ダウンジャケットは着ていました。)
2泊目の常念小屋の標高は約2400mなので、少し下がります。昨晩に学んで、上はダウンの上からレインウェア、下もレインウェアで断熱。するとエマージェンシーシートはいりませんでした。
感想
・やはり人が多い(ふだん北関東の山を歩くことが多いので・・・)
・北アルプスだけあって、交通機関は整っている(タクシーでも登山口までの料金表があってわかりやすい、荷物がたくさん載るタクシーで迎えに来てくれる)
・オシャレな若人が多い(メディアの影響ですかね?)
・約15キロの荷物を背負っての登山だったので、膝がけっこうギリギリでした。たぶん4日目は無理だったかも。(トレッキングポールを使用していないので、使用したらもう少しマシだったかもしれません。)
超・個人的な山行の効果
・精神が解放される
→長時間にわたり肉体を酷使することで頭がすっきりする
やりたいことが明確になる。
悩みは突然解決されないけど、一歩踏み出そうという気にとりあえずなる
・肉体が強化される
→負荷のかけすぎは禁物ですが、バランスのいい肉体への負荷はいいトレーニングになり、
様々な部分で肉体が強化される
3日間歩いて感じたのは、肺機能の向上、全身の筋肉の活性化、などなど
・自然の美しさにハッとする
→意外なもので、雨でも晴れでも自然の美しさは存分に味わえる
雨や霧であれば神秘的な森に癒されたり、畏敬の念を感じたりする
晴れていれば木漏れ日の美しさや稜線(山頂のある尾根)に出たときの景色を楽しめる
(霧の中の岩稜帯通過は危ないのでできれば避けたい。。)
関連リンク
文中に登場したウェブサイトなど。
ふじはらレートについて このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。 あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。 |