山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて
こんばんは。ふじはらです。
裏磐梯といえば、避暑地・スキーリゾートとして有名な観光地ですが、その中でもなかなかにマイナーなスポット「堂場山(どうばやま)どんぐり探勝路」を歩いてみたのでレポートします。
ふじはらレート |
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好き度 ★★☆☆☆・・・眺望がよくない 案内板の有無 ★★★☆☆・・・看板ないが道は明瞭 静かさ ★★★★☆・・・静か 眺望 ★☆☆☆☆・・・眺望は樹間からのみ 駐車場 ★★☆☆☆・・・駐車場なし、路肩に駐車 |
今回歩いたルートはこちら
(右下の「山行記録のページへ」のリンクをクリックするとヤマレコへ移動します)
登り始めの標高 879m / 最高地点の標高 900m |
訪れた時期 2020年10月中旬 |
当日のコースタイム(寄り道したりすることもあるので参考程度に。) スタート地点(路肩駐車)13:37 – 14:23堂場山14:30 – 15:23ゴール地点(路肩駐車) |
歩行時間 約 1時間46分 |
歩行距離 約 4.7km |
山のレポートとアクセス
今回紹介するコースは、福島県耶麻郡北塩原村の桧原(ひばら)にある県道64号線の路肩に駐車してスタート。ここまでは磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから車で約32キロ、40分ほどです。(東京方面からの場合)
「JR猪苗代駅」からバスを乗り継いでいくことも可能ですが、本数が少ないので、こちらで時刻表を確認の上、訪問してください。その場合の最寄りのバス停は「桧原(ひばら)」です。
「堂場山どんぐり探勝路」には残念ながら駐車場がないため、「桧原トンネル」の手前の広い路肩に駐車させてもらい、歩き始めます。ちなみにこの「桧原(ひばら)」という地区、なかなか渋い歴史のある場所で、有名な戦国時代の人・伊達政宗が建てた「桧原城」があった場所でもあります。まあ詳しいことを知りたい方は、ググるか、近くにある「桧原歴史館」への訪問をおすすめします。
桧原トンネルの方へ進むと、トンネルの脇に、歩行者用の道(山をトラバースする道)があるので、そちらへ進みます。
この、トラバース道がなかなか素敵な道です。季節柄、ミズナラのドングリがたくさん。今年はブナが凶作だそうですが、ブナの木も多いので、年によってはブナの実が食べられるかも。
そのまま車道に出てしばらく進むと・・・
脇に入口が見えてきました。
入口付近の看板です。山頂付近では、磐梯山・吾妻山・高曽根山などが見えるとのこと。期待期待。
早速探勝路に入ると、大きなミズナラの木が迎えてくれます。
こちらは、日本海側に生える「アカイタヤ」の大木です。
こちらは、ブナの大木。まっすぐ伸びています。
道はこんな感じでたいへん明瞭です。地図がなくても迷いません。が、看板もないので、自分がどこにいるかもわかりづらいですね。
山頂近くに「岩山城自刃之舘」という看板があります。この地をおさめていた穴澤家が、米沢から攻めてきた伊達勢に追いやられ自害した場所だそうです。山城好きな方には、土塁が見つけられるようですが、あまり詳しくないわたしは、全然目に留まらず・・・。
一番高いピークを通り過ぎるも、まったく眺望はなく、案内もないので、拍子抜け。木々の間から、少しだけ桧原湖が見えますが、磐梯山も見えず。仕方ないので、来た道を戻ります。
さて、道の途中には、沢のような地形になっているところがあります。これが沢なのか、空堀なのか土塁なのか、そのあたりの判断が付きません。。。
このときは水がありませんでしたが、雨の多い時期や、雪解けの時期には結構水が流れているのかもしれません。木が渡してありました。
あっというまに県道64号線まで戻ってきました。起伏はありますが、「疲れた~」というほどのボリュームはないかなあ。眺望もないし。。森を楽しむにはいい道だと思います。たいへん豊かな森でした。
来た道を戻ります。
10月16日時点の紅葉はこんな感じです。まだまだ色づきますね。
帰り道で見つけたドングリはなぜか赤い。 そしてきれいにまっぷたつ。
こちらは普通の色。なんの違いなんだろう~。どっちもミズナラっぽいのですが。。
と、疑問を残しつつ、無事にスタート地点の路肩に到着。おつかれさまでした。
おすすめ立ち寄りスポット
関連リンク
文中に登場したウェブサイトなど。
【FUJI SIM】ふじはらレートについて このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。 あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。 |