冬がおすすめ!里山の縦走 白山から赤沢富士(御前山地域)/茨城県(18年6月)

登山レポート
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山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて

今日紹介するのは、茨城県城里町にある白山(はくさん)、赤沢富士(あかさわふじ)2つの里山をつなぐ縦走路です。
一般的な山登りにおける縦走とは異なり、標高が低い(白山213m、赤沢富275.4m)ので、少し距離の長いハイキング、という感じでしょうか。
ショートカットをしてどちらかの山だけ楽しむことも可能です。
しかしながら、標高が低いため夏は暑いので、10月~4月ごろが訪問にはおすすめです。

このコースは、那珂川に面した「道の駅かつら」を出発して、白山に登り、赤沢富士まで縦走して道の駅へ戻る約6kmのコースです。山中はところどころに案内看板がありますが、看板のない分岐点や獣道などわかりづらい箇所もあるので、注意が必要です。

白山、赤沢富士は城里町の北部、桂地区に位置しており、白山の登山道は山頂にある白山神社の参道となっています。山頂の白山神社は、(えい)(しょう)12年(1515年)に加賀の白山の神を勧請(かんじょう)したと伝えられ、昔から嵐除けの神として参詣(さんけい)者が多かったそうです。

2つの山がある城里町の桂地区には「(かつら)(びな)」や「粟野(あわの)春慶塗(しゅんけいぬり)」などの工芸品があります。このうち「粟野春慶塗」は秋田県の能代(のしろ)春慶、岐阜県の飛騨(ひだ)春慶とともに、日本(にほん)三大(さんだい)春慶塗(しゅんけいぬり)に数えられ、茨城県無形文化財指定・茨城県郷土工芸品指定されています。この粟野春慶塗は、1489年に稲川山城主・源義明が、現在の城里町(あわ)(地域名)で始めたと伝えられており、非常に歴史の長い伝統工芸品です。「桂雛」と共に、桂図書館に併設の郷土資料館に実物が展示されているので興味のある方はぜひ訪れてみてください。

ご注意:こちらのルートは十分な案内板がありません。訪問する際には、スマホのGPS機能などを利用して、現在地を確認しながら歩いて下さい。 →オススメのGPSスマホアプリ

ふじはらレート
好き度      ★★☆☆☆・・・里山を堪能したい方に最適
案内板の有無   ★★☆☆☆・・・案内板だけでは不十分
静かさ      ★★★★★
眺望       ★★☆☆☆・・・眺望はほとんどなし
駐車場      ★★★★☆・・・道の駅かつら脇の大型駐車場が利用可能

今回歩いたルートはこちら

(右下の「山行記録のページへ」のページに飛ぶとヤマレコのページに飛びます)

当日のコースタイム】(寄り道したりすることもあるので参考程度に。)
道の駅かつら09:18 – 10:11白山10:12 – 11:27赤沢富士11:49 – 13:04道の駅かつら

【大休止を除いた歩行時間】
3時間30分
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山のレポート

白山~赤沢富士縦走の今回紹介するコースは、茨城県城里町の「道の駅かつら」からスタート。ここまでは常磐自動車道 水戸北ICから約18キロです。

さて、道の駅かつらさんに到着。右奥に大型駐車場があるので、そちらに駐車します。

こちらに車を駐車して出発です。

国道123号沿いに、約1キロほど歩きます。

さて、ここから山の方に曲がります。正面に2つ山がありますが、左が白山、右が赤沢富士です。

道沿いに、「村社 白山神社」と書かれた石碑が建っています。ずいぶん古そうですね。

こちらも道の脇に、集会場(赤沢新農村集落センター)があります。

集落センターの後ろに、小さな祠と男根があります。男根は”子孫繁栄”の象徴ですかね?決して面白半分で置いてあるわけではないはず。。。時間のある方は探してみて下さい。

民家の脇の道を通り、山に入っていきます。

林道を進むと・・・

「白山神社登山口」と書かれた石碑と、立派な鳥居があるので、そちらへ進みます。道の駅からここまで30分弱です。

鳥居の近くに、お地蔵さんと子安観音さんがいるので、挨拶します。

白山の山頂までは、地域の方が道をきれいに保ってくれていて、とても歩きやすい道です。

道の脇には、いろいろな神社の名前が書かれたお社がいくつも並んでいます。

「駒形神社改築記念碑」もあります。駒形神社は日本に数多くあるようです。

登山道にはところどころ岩がむき出しになっています。

鳥居から10分強で眺望のいい場所に出ます。那珂川方面がよーく見えます。少し広くなっているので、休憩にもいいですね。

「金精神社」の脇にまたありましたよ。男根はご神体だそうです。ここだと日光の金精峠から勧請したんでしょうか。

ヤマツツジの生える尾根道を少し進むと・・・

白山に到着!

山頂の白山神社に到着しました。鳥居から約30分ほどです。

山頂の眺望はというと、この程度です。↑(眺望はあまりない)

さて、白山神社から、赤沢富士の山頂を目指します。まずは、神社の脇から後ろに回ります。

木の階段があるので、ここから縦走路に入ります。

道ちゃんとあるんかな。。。。という不安と期待をいだきつつ進みます。初夏なので、若干草が繁茂していて、道が細くなっているところもあります。藪歩きの必需品(?)万能ハサミなどあると安心かもしれません。

ところどころに看板があるのですが、老朽化して倒れていたり、道自体が細くてわかりづらいところがあるので、かならず自分自身でルートファインディング(地図やGPS機器も利用して道を見つける)しながら歩くことが必要です。オススメのGPSスマホアプリ

植林の中を通ったり、雑木林の中を通ったりと楽しい道のりです。

雑木林を通って・・・

また植林の中を歩いて行くと・・・

看板が見えてきました。

赤沢富士に到着!

赤沢富士の山頂には、手作りの山名板と、足元に三角点があります。白山神社から1時間強でした。

山頂は、特にベンチなどはないので、マットなどを敷けば、休憩できるスペースがあります。

赤沢富士の山頂にも、眺望はあまりありません。木立の間から、那珂川の辺りが少し見えるくらいです。(冬は葉が落ちるので、もう少しだけ景色が見えます。)

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さて、少し休憩したら下山していきます。登ってきたのと逆側(北側)から下ります。

10分くらい下ると↑上のような案内板がありますが、「御前山西登山口」と書かれた方向は、通行できないので、ここに載っていない、左へ進み、林道を歩きます。

林道を下っていくと、植林の間から少し眺望が望めました。

林道には、看板のない分岐もあります。

さて、看板のない分岐から、再び山道に入っていきます。(里山はGPS機器必帯ですね!)

さて、ここからは尾根道をずっと下っていきます。

少しわかりづらいですが、イノシシがエサを探して掘った穴もありました。この辺りは御前山県立自然公園なので、禁猟区もあってイノシシが多いのかもしれません。

尾根の最後が急勾配なので、滑らないように気を付けて下ってきます。赤沢富士山頂から一時間強で、車道まで降りてきます。車道との合流地点に上↑のような看板がありました。

ここからは、約30分ほどひたすら杉並木の舗装路を歩きます。

脇を「皇都川(こうどがわ)」という川が流れており、魚もいて大変きれいです。途中で水がなくなりますが、これは川が地下に入るからで、「伏流水(ふくりゅうすい)」といいます。

途中、道沿いに大きなケヤキがたくさん育つところがあります。ここは、植物の試験場だそうで、明治17年(1884年)に植栽ということなので、このケヤキたちは樹齢100年以上なんですね。

さて、30分弱舗装路を歩くと、道の駅かつらが見えてきました。ゴールです!いろいろと変化に富んだ、楽しい道でした。(でも秋~春がおすすめ)

山の近くの立ち寄りスポット

今回駐車した道の駅かつらさんは、創業30年以上なので建物はレトロですが、入ってみると品揃えが豊富で、見応えのある道の駅です。ここに併設される食堂のお蕎麦は、地域で採れる「常陸秋そば」を使って毎日職人さんが手打ちしているので、とっても美味しいです。それと、店の前の売店で販売している(平日と冬季はやってないかも?)「JA水戸ジェラート」がとっても美味しいので、ぜひ食べてください。20種類?もっと?たくさん種類があって、選ぶのが楽しいです。

野菜天ざる

JA水戸ジェラート

お蕎麦以外が食べたいときには、車で10分ほどの場所にある「かつらドライブイン」さんの釜飯なども絶品です。貸切営業をしているときもあるので、電話で連絡してから行くのがおすすめです。(電話029-289-2154)

那珂川に御前山、懐かしいみんなの田舎、道の駅かつらです。
道の駅かつらは、茨城県の北西、那珂川の辺の豊かな自然のロケーションです。山紫水明の茨城県立自然公園御前山と清流那珂川を望む素晴らしい景勝の地に立地しております。地域で生産された新鮮な農産物や加工品・工芸品などの産地直売品をはじめ、常陸秋そばなどの郷土料理の提供など、地域活性化の拠点として設置されました。
城里町立桂図書館・郷土資料館ホームページです。蔵書検索・予約、最新のお知らせ、催し物案内等ご利用いただけます。是非ご活用くださいませ。
www.lics-saas.nexs-service.jp
道の駅かつらから車で10分ほどの場所にある和食レストランです。
tabelog.com
ふじはらレートについて
このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。
あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。

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