眺望抜群の山頂が魅力 鍋足山/茨城県(19年6月)

鍋足山 登山レポート
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山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて

鍋足山(なべあしやま)は茨城県常陸太田市にある528.9mの里山です。
この山を知ったキッカケは、山のある常陸太田市里見地区の森林インストラクターの方が主催された森歩きのイベントに参加したことです。
常陸太田市にも、登りやすい良い山があるんだなと感動しました。

ふじはらレート
好き度      ★★★☆☆・・・都市部から少し遠い
案内板の有無   ★★★★☆・・・比較的多い
静かさ      ★★★★☆・・・訪問者はさほど多くない
眺望       ★★★☆☆・・・眺望はほぼ山頂のみ
駐車場      ★★★★☆・・・役場支所に駐車可能(屋外トイレなし)
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今回歩いたルートはこちら

(右下の「山行記録のページへ」のページに飛ぶとヤマレコのページに飛びます)

当日のコースタイム】(寄り道したりすることもあるので参考程度に。)
常陸太田市役所里美支所09:49 – 10:58鍋足山11:15 – 12:26常陸太田市役所里美支所

山のレポート

鍋足山の今回紹介するコースは、常陸太田市役所里美支所(常陸太田市大中町1653)からスタート。ここまでは常磐自動車道 那珂ICから37キロほどです。

常陸太田市役所里美支所の駐車場に車を停めました。混んでいるときは、川を渡ったところにある里美ふれあい館の駐車場も借りられるようです。

道路沿いに、「鍋足山周辺案内図」の大きな看板があります。ほぼ同じマップはこちらのウェブページにPDFが掲載されていました。今日歩くのは、登りが大中コース、下りが小中コースです。

こちらも道路沿いにある、大中神社の鳥居。入ってみましたが、境内の樹木がとても立派で、威厳と歴史を感じさせる神社です。→神社の様子

曲がり角の、「鍋足山入口」と掘られた立派な石標の方へ進みます

両側がひのき林の道を進み・・・

近年、伐採されたのかな?と思われる日当たりのいい未舗装路を進みます。

道に面して、立派な鳥居があります。

ちょっとお邪魔すると、小さなお社がありました。

少し木陰になったところにマムシグサ。実がなっています。群生していました。独特な形状の実生(みしょう)です。

出発してから20分強で登山口に到着。少し広くなっているのでひとやすみです。

かわいらしい手作り看板に従って、山の中へ。

道は基本的には歩きやすくなっています。

雑木林だったり、植林だったりと、変化に富んでいます。

登山口から30分くらい歩くと、「大石経由役場方面」との分岐がありました。鍋足山はたくさんルートがあるのも魅力ですね。いまは山頂を目指します。

さっきの分岐からすぐのところに「やぶこうじ台」の看板があります。やぶこうじは秋ごろにかわいい赤い実をつけます。

さて、引き続き歩きやすい登山道を登っていきます。

「やぶこうじ台」から5分弱ほど歩くと、岩の尾根に出ました。そんなに幅は狭くありませんが、落ちないように気を付けて歩きます。

岩に出てから6分ほど進むと・・・

山頂に到着!

鍋足山の山頂に到着~!松の根が岩の上を張っています・・・すごい!
山頂までは、歩き始めて1時間強ほどでした。

山頂は日当たりが良く、さほど広くありませんが、眺望がとても良いです。小さな祠もあります。

上の写真は4月上旬に訪問したときの写真。中央の山に山桜がたくさん咲いていました。

山頂からは3方向ほどに分岐しており、こちらは「猪ノ鼻方面」と書かれています。ロープが張ってあり、けっこう急な道です。今日はこっちには行きません。

さて、わたしの下山は、来た道を、「大石経由役場方面」まで戻り、大石方面に下山します。上の写真は多分テイカカズラの群生。多分。

2019年10月の台風の影響か、倒木があります。ちょっと避けて歩きます。

台風の影響と見られる倒木を除けば、こちらの道も歩きやすい道です。こちらのルートは、つづら折りの針葉樹林の森歩きといった雰囲気です。

ところどころにコアジサイが咲いていました。野生のアジサイは葉に産毛のようなものがあり、フワフワしています。控えめな淡い青がとってもかわいいです。

ところどころに案内板があります。

山頂から30分弱で林道に出ました。

白くなった葉があるのがわかりますか?これは病気などではなく、この植物が花を咲かせる時期に見せる特徴です。花の時期が終わると、すべて緑色に戻ります。この植物の名前は、猫ちゃんが大好きなマタタビです。

少し行くと舗装路になりました。道路脇に大きな岩盤?岩が見えます。

岩の脇には小さな祠があります。

振り返ると、岩についての案内板がありました。小中(こなか)の大岩という名前だそうです。この地域にしかない岩質だそうです。

ふたたび舗装路を進みます。

道の脇に、広いアヤメ畑がありました。もうほとんど終わっていますが、あと2週間くらい早かったら、結構見応えがありそうです。

集落に出てきました。

ここからはのんびり車道を歩いて、里美支所まで戻ります。しかし6月なので日影がないと暑いです・・・

田園風景に癒され、山頂から1時間強で里美支所に到着しました。おつかれさまでした。

山の近くの立ち寄りスポット

里美支所から車で5分の場所にある、道の駅さとみの二八そばが美味しかったです。しつこいようですが(笑)、茨城(特に県北)の常陸秋そばは本当~に美味しいです。また、こちらは少し距離が離れますが、2016年にオープンした道の駅ひたちおおたもあります。里美地区の牛乳を使ったソフトクリームが美味しかったです。

それと、登山レポートにも出てきた「大中神社(大中神社)」がとても立派だったのでぜひお立ち寄りください。

今回のレポートの出発点です。
goo.gl
常陸太田観光物産協会による鍋足山の紹介ページです。簡易的なトレッキングマップ(PDF)も掲載されています。
www.kanko-hitachiota.com
〒313-0044 茨城県常陸太田市下河合町1016番1 道の駅ひたちおおた 黄門の郷 ホームページです。
www.hitachiota-michinoeki.jp
トレッキング出発点から車で約5分です。
www.hitachiota-michinoeki.jp
文中に登場した大中神社についての紹介ページです。
www.city.hitachiota.ibaraki.jp
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ふじはらレートについて
このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。
あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。

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