山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて
盛金富士(もりがねふじ)に登ろうと思ったのは、常陸大宮市が配布しているパンフレットに載っていたから。市がパンフレットに載せるということは、オススメなのだろう、、と踏んで行ってみました。結果、とても楽しい山だったのでレポートします
ふじはらレート |
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好き度 ★★★★☆・・・手頃で山頂の眺望良し! 案内板の有無 ★★★☆☆・・・案内板は控えめ? 静かさ ★★★★★・・・花のシーズン以外は訪問者は少なめ 眺望 ★★★★☆・・・山頂は眺望良し! 駐車場 ★★★★☆・・・駅前の駐車場が無料で利用可能(19年12月情報)、トイレあり |
今回歩いたルートはこちら
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【当日のコースタイム】(寄り道したりすることもあるので参考程度に。) 下小川駅09:17 – 10:27盛金富士10:43 – 11:35下小川駅 |
山のレポート
盛金富士は茨城県常陸大宮市にある標高340mの里山です。
今回紹介するコースは、JR水郡線の下小川駅からスタート。下小川駅までは常磐自動車道 那珂ICから28キロほどです。東京からの場合は少し距離があるので、近くに宿泊して茨城県北の低山めぐりもおすすめです。県内にはキャンプ場もたくさんあります。
JR下小川駅前に駐車してスタート。
駅前に、今から行くコースもざっくり紹介されている案内板がありました。「近隣の観光地 常陸太田市・大子町」、、それ市町村名、、笑 ちなみにこの二つの市町村では、日本一の高さでバンジーができる竜神大吊橋、日本三大名瀑の袋田の滝などが有名です。歩いて楽しい里山もたくさんあります。
さて、線路沿いを南に進んでいきます
道路際にピンクの彼岸花に似た花が咲いていました。リコリスというのかな?
盛金富士ハイキングコースの看板が出てきました。ここを折れていきます
看板に沿って歩くと・・・
「富士神社」と書かれた鳥居があり、ここが登山口。
鳥居の脇に「富士山頂へ登古道」とかいてあります。杖になるような木も親切に置いてあります。
山道はきれいに整備されていて、歩きやすいです
しばらく進むと、階段が出てきて、木立の間が明るくなってきました
開けたところに出ました。わりと最近、伐採されたようです
大子町の方面の山々がきれいに見えます。いい気分ですね~
ちなみにこちらは、1月に訪れた、同じ場所の写真。冬は冬で、またいいですね~。左奥のギザギザした山は、奥久慈男体山の山塊(大子町)です。
伐採地を過ぎると、ふたたび階段。
歩きやすい雑木林です
石像さんがありました
登りやすくするための階段の設置のはずですが、急斜面だからか、埋まってしまっています・・・いくつか斜面の下に落ちてしまっていたところもあります。気を付けて歩行しましょう
最後の急登を登りきると、
山頂に到着!
山頂に到着!駅から歩き始めて1時間強ほどです。
山頂には古いお社があります
さほど広い山頂ではありませんが、ベンチもいくつか備え付けられています(^^)
案内板に書かれているのは旧市町村名の「山方町(やまがたまち)」。頂上からは「北西に八溝山と、正面に奥久慈の山並みを蛇行する久慈川の清流が見られる」とのこと。
8月に訪れたときは、木の葉が茂っており、隙間から眺望が見える程度でした。
上の2枚は、1月に撮影したもの。やはり里山は冬の方が眺望がGOODです👍近くは久慈川、遠くは水戸市の茨城県庁も見えました。
しっかり休憩したところで、下山は登ってきた道の反対側から降りていきます
ちょこちょこ看板がありました
南側の登山道は少し常緑樹が多い印象。でも登山道はとても歩きやすいです。結構急登があるので、滑らないように注意しながら歩きます。
こちらの道にも石像が。そして、だんだんと工場の作業音がしてきます。
沢を超えると、森を抜けました
木の間から、工場が見えます。音はここからだったんですね。ちなみに日曜日はお休みなのか、日曜に訪問した際は静かでした。
登山道の脇も、かなり大きな岩が見えています
ゲートをまたいで進みます
民家に出てきました。
下小川駅に戻るまでの道のりで、川は渡りませんが、久慈川と、沈下橋が右手に見えます。橋に欄干がなく、大雨の際は橋ごと水に沈んでもよい造りになっているそう。(ただ、この年の10月の台風19号では甚大な被害があり、通行止めとなっていました)
山頂から1時間弱で下小川駅に到着。お疲れ様でした。
山の近くの立ち寄りスポット
下小川駅から車で15分くらいの場所にある道の駅ひたちおおみや かわプラザは、お野菜などが豊富で、常陸大宮市内の牧場のソフトクリームなども食べられます。さっぱりしていて美味しい!かわプラザの名前の由来のとおり、店舗の裏を川が流れています。
それと、この山のある山方(やまがた)という地区は伝統の「西ノ内和紙(にしのうちわし)」という工芸品があります。
わたしが行ったのは、食堂の隣に作業場がある五介和紙さん。作業場がガラス張りなので、作業をしているときは紙漉きの作業を見学することができました。食堂のお蕎麦も手打ちだそうで、美味しかったです(^^)
関連リンク
ふじはらレートについて このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。 あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。 |