山の状況は常に変化します。くわしくはこのウェブサイトについて
景信山(かげのぶやま)は東京都八王子市と神奈川県相模原市のちょうど境にある、標高727.1mの低山です。
奥多摩地域は、JR中央線を利用して行けるため、都民の憩いの場所となっています(つまり天気のいい週末は人がとても多い)
ということで、土日は基本的にあまり行かないのですが、平日を狙って行ってきましたのでレポートします。
端的に言うと、らくちんで、大変眺望のきくすてきな山でした(*^^)
ふじはらレート |
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好き度 ★★★☆☆・・・ラクチン、眺望よしだが人が多い 案内板の有無 ★★★★☆・・・道は明瞭 静かさ ★★★☆☆・・・訪問者は多い 眺望 ★★★★☆・・・山頂から奥多摩、奥秩父が見渡せる 駐車場 ★★☆☆☆・・・駐車場は詰めても10数台、トイレなし(公共交通機関あり) |
今回歩いたルートはこちら
(右下の「山行記録のページへ」のページに飛ぶとヤマレコのページに飛びます)
訪れた時期 2020年5月中旬 |
当日のコースタイム(寄り道したりすることもあるので参考程度に。) 景信山登山口10:05 – 10:43小仏峠10:45 – 11:23景信山12:21 – 12:51小仏峠12:53 – 13:18景信山登山口 |
歩行時間 約2時間11分 |
歩行距離 約4.2km |
アクセス
景信山の今回紹介するコースは、東京都八王子市の景信山登山口からスタート。ここまでは中央道 八王子JCTから約3キロです。
公共交通機関で訪れる場合は、「高尾駅北口」から路線バスが走っています。
高尾駅からのバス時刻表はこちら。帰りはこちら。
参照:バスナビ.com
山のレポート
登山口にあるこじんまりとした駐車場からスタート。来訪者の数に比べて駐車場は非常に狭く、詰めても十数台しか停められません。この日は10時頃到着で、ほぼ満車でした。
登山口から山頂へのルートは、本来であればここから3ルートあり、ぜひとも周回したかったのですが、駐車場に車道歩きなしで戻れる道の1本が2019年の台風19号の影響で通行止めとなっていたため、今日はピストンです。
まずは沢沿いの林道からスタート。
道の脇には湧き水が流れており、コップもあるので、飲めるみたい。飲んでみましたが、とても美味しかったです(^^)ここで少し汲んで行ってもいいですね。
林道がやたらとたいらできれいだなあと思っていましたが、少しいくと、土嚢がたくさん積んであり、こちらも台風の被害を受けて、修繕したような跡が見られました。こうやって歩けているのも、工事のおかげですね。
林道を10分強歩くと、林道が終わり、脇から舗装された歩道が出てきました。幅は1.5mほどでしょうか。
歩道の脇に、隆起した柱状節理?の岩が少し見えました。薄く折り重なっています。
つるつるぺかぺかのコクサギの新芽です。
茨城でも3月下旬には咲き始めていたニリンソウがまだ咲いていて、おどろきです。今年は本当に春が長かったですね。
駐車場を出発してから30分で「小仏峠」に到着!中央道をよく車で走る人は、ここがあの小仏峠か・・・となるかもしれません。なぜなら、ほぼ真下に中央道の「小仏トンネル」が走っているからです。笑
小仏峠は少し広くなっており、ベンチも設置してありました。
こちらは周辺案内図です。「小仏峠」は「高尾山」や「陣馬山」にも通じる中間点なようです。縦走もいいですね。
たぬきもいます。
お地蔵さんと、明王様もいます。この先の道のりも安全に行けるように、お願いしました。
さて、小仏峠のあとに、山頂を目指します。小仏峠はたいへん風が抜ける場所で、歩き始めてからもしばらく気持ちのいい風が吹いています。
登山道は、終始、広くて歩きやすいので、小学生くらいなら問題なく歩けそうです。
スミレ。
ヤマブキ。このあたりも、3月くらいからずーっと咲いてる。すごい!
登山道の辺りは、ヒノキ林が多いですが、雑木もけっこう生えています。地図を見ると、このあたりの真下が小仏トンネルらしい。もちろん音は聞こえません。
尾根道っぽくなってきました。
「関東ふれあいの道」の案内石があります。「陣馬高原下11km / 高尾山口8km」と書いてあります。 関東ふれあいの道「鳥のみち」についてのくわしくはこちら
にょき!マムシグサでしょうか。
さて、眺望がよくなってきました。山頂が近いです。
登山道も木が減り、明るくなってきました。
中央道の右ルート・左ルートを彷彿とさせる分岐がありました。
山頂に到着!
登山口の駐車場から1時間強で景信山の山頂に到着!
山頂は2段構成(?)になっていて、まずこちらが1段目。茶屋(休日営業だそうです)で設置したと思われるテーブル・ベンチがたくさん並んでいて、たいへん眺望がいいです。
ちなみに、このテーブルでは火気の無断使用は禁止と書いてあります。
こちらが1段目(?)の山名板。
少し段差を登り、こちらが2段目の山頂です。
こちらも眺望がよく、テーブル・ベンチが並んでいます。1段目に比べると、木がないので、日が当たっています。
こちらが2段目の山名板。
景信山の周辺図。「小下沢林道の崩落により景信山より小下沢方面通行止めです 2019.10.17」との注意書きがあります。
山頂の図面。山頂の広さがうかがえますね。
茶屋の看板や、親切な案内板があります。(情報は古くなることがあるので参考にされる場合はお気を付けください)
「陣馬山」の方面から来る方も何人かいました。
お茶やさん。平日はお休みなようです。(たまたま茶屋の方がいて、休日営業とおっしゃっていたので)
山頂からの眺望はというと、かなり多方面が見渡せました。高尾山はもちろん、丹沢や秩父など。空気が澄んでいれば、富士山がよく見えるそうです。。。。今日は見えんなあ
少し下ったところに、しっかりとしたトイレもあります!かなりありがたいですね。
トイレの前の案内板。「この先小下沢方面は崩落により通行止めです。小仏バス停方面は通行できます。」と注意書きが添えてあります。
今思えば、こちらから下山してもよかったかな。このときは、ピストンで往路と同じ道で戻ります。
山頂でゆーっくり過ごして、下山開始。低い山は、気持ちのいいところでのんびりできる余裕があるのがいいですよね~。
ところどころに、「道わきを削る、溝を埋める等は行わないでください」などという注意書きが見られました。わざわざ登山道が傷むようなことをする人がいるんでしょうか・・
山頂から30分ほどで、小仏峠まで戻ってきました。「相模湖町」の古い案内板がありました。相模原市への合併は2006年だそうです。
沢の脇を通る林道まで戻ってきました。沢の水、すごく透明度が高くてびっくり。ほんとうに豊かな森なんですね。
駐車場まで戻ってくると、いくらか車は減っていました。
おつかれさまでした!!
関連リンク
文中に登場したウェブサイトなど。
ふじはらレートについて このレートはふじはらが登った際の条件下(年、時期、天気、服装、アクセス方法等)に主観的に下した評価となります。たとえば、記事作成後に公営駐車場が整備されたとしても、記載がなければレートには反映されておりません。 あくまでも個人の感想とし、参考適度にお考えください。ちなみに、ふじはらが山行に行くのは自家用車が多めです。 |